健やか親子２１とは
「すべてのこどもが健やかに育つ社会」の実現を目指し、関係するすべての人々、関連機関・団体が一体となって取り組む国民運動です。
内閣府特命担当大臣賞とは
こども家庭庁では、国及び地方公共団体が講ずる成育医療等の提供に関する施策に協力し、先駆的な取組により、成育過程にある者の心身の健やかな成育並びに妊産婦の健康の保持及び増進に寄与する自治体・団体・企業の表彰を実施するもの。
代表メッセージ
大変名誉ある賞をいただき、嬉しく思います。これも一重にこの活動に関わってくださっている皆様のおかげです。
この場をかりて深く御礼申し上げます。
また、健やか親子21審査員の皆様からのお声を聴かせていただく機会をいただきましたが、声を詰まらせながら「この取組が全国に広がり、ママたちが検診をうけてくれるようになることを願っています」と涙をこらえながらお話してくださった審査員の姿に「今まで悔しく、悲しい想いをされてきたのだな」と胸が熱くなりました。
「もっと早く病院に来てくれていたら…」というドクターの声を私は過去に何度も聞いています。医学は進歩しており早期であれば病の治癒率も高くなってきていますが、発見が遅れてしまうとそれも叶わなくなってしまう。そんな医師の悲痛な声を幾度となく聴いたことがあります。
ママのがん検診に賛同いただいている医療者の方々は、そんな想いを二度としたくない。どうにかして早期に発見できる環境を整えていきたいと、忙しい診療の中ご尽力いただいている方々です。
私自身は医療者ではないので病に関しての知識は乏しく、病気を治してあげることはできませんが、大切なことをママたちに伝えやすく変換し、伝える場を作っていくことはできます。ママのがん検診はママたちに知ってほしい大切なことを医療者と手を取り合い必要な人に届ける場です。
ママ達の健康を守ることは子ども達の心身健やかな成長を守ることにも直結します。ぜひこの取組が全国で当たり前に開催されるように今後も皆様のお力添えをいただけましたら幸いです。
最後に、改めて、当プロジェクトに関わってくださっている皆様に心より感謝をいたします。今後ともお力添えをよろしくお願いいたします。
2023年11月11日
一般社団法シュフレ協会 代表理事 武次直美
