企画・準備について
会場の選定にあたっては、次のような事を事前に確認し、基本的な事故防止・安全対策を講じています。
- 屋内会場は換気設備や窓の配置を点検・確認を実施しています。(空気のよどみが生じないよう考慮する。)
- 会場の広さ、参加者の動線の点検・確認を実施しています。(4㎡×人数以上の広さを確保する)
- 会場が求める新型コロナウイルス感染防止対策の確認を実施しています(協力して感染予防対策を講じる。)
イベントにおける事故防止・安全対策について
安全確認及び危険要因の把握には以下のような対策を講じています。
- イベント会場内の建物の死角など、事前に安全確認を徹底する。
- 会場周辺の施設や道路、駐車場についても危機が発生する要因となり得る場所がないか等、状況把握に努める。
- 避難経路や避難場所など、避難が必要になった際に来場者の混乱を招くことがないように、迅速か つ安全に避難ができる「経路」と「場所」を設定または確認をして関係者全員で確認する。
- 危機発生時に指揮命令をする者を責任者として選任する。
- 会場全体を常に把握できるよう巡回するものを1名配置する
- それぞれの役割分担を明確にし、関係者全員で確認する。
- 危機が発生した際には、警察・消防・市などへの緊急連絡を円滑に行えるように事前 に連絡体制を確認しておくとともに関係者全員で情報を共有する。
- スタッフはユニフォームや腕章などを着用し、一目で分かるようにする。
- 各担当の責任者は通信機器等を携行し、迅速に情報を共有できるようにする。
参加者への注意喚起は以下のように実施しています。
- 看板や場内アナウンスを活用し,「不審者・不審物を発見した場合などは、スタッフへお知らせください」など、参加者に危機対応の協力について,注意 喚起する。
- 危機が発生した際の避難経路や避難場所などについても、看板や場内アナウンスを活 用し必要に応じて注意喚起する
様々な状況における対応については以下のように実施します。
- 少しでも不審と思われる者を発見したらイベント責任者に報告し、スタッフ間で情報を共有する。
- 不審者に対しては、安易に声掛けをせず様子を観察するとともに、冷静な対応を心掛ける
- 不審な行為を確認した場合は直ちに警察へ通報するとともに、来場者の安全確保に努める。
不審者に該当するようなケース の参考例
イベントを一切見ずに,頻繁に視線を動かしている人 やイベントに不相応な大きなバックを持っている人 、環境に不相応な恰好をしている人 、同じ場所を繰り返し通過する人 等
- 紙袋や鞄類など、中身がわからない不審物を発見したら,触れたり,動かしたりせずに直ちに本 部へ連絡する。
- 爆発物などの可能性も考慮し、一般来場者を離れさせ付近への立入を規制し警察へ通報す る。
- 迷子を発見したら本部に案内し、氏名・年齢・性別・保護者氏名・連絡先・住所等を確認後、会場にてアナウンスする。
- 保護者が子どもを探している場合はすぐに会場アナウンス及びスタッフ巡回等を行う。
- 忘れ物や落とし物は発見したら本部に連絡する。
- 拾得した時間・場所等を確認後会場アナウンスする。
- なお,イベント中に持ち主が現れない場合は拾得物として後日警察に届ける。
負傷者対応についての対応は以下のように実施します。
一般のとき
- 状態を確認し軽度の場合は本部にて処置を行う。
- 重傷の場合は本部より消防に連絡し最寄りの医療機関へ搬送する。
有事のとき
- 負傷者等が出た場合は直ちに消防・警察への通報を行ったのち,本部へも連絡する。
- その後、できる限りの応急救護を行うとともに安全な場所へ避難させる。
- 負傷者の救護のため現場に近づく際は二次災害の発生に十分注意する
- 多数の負傷者が発生した場合は会場内に支援を呼びかけるなど、負傷者の救護に最善を尽くす。
イベントにおける感染予防対策については以下のように実施しています。
換気について(屋内会場の場合)
- 換気設備を常時稼動し、定期的に扉や窓を開けるなど会場全体の換気を徹底する
- 換気回数や換気時間を予め設定する(1時間に2回以上、1回に5分以上)
- 空気の流れる吸込口(入口)と吹出口(出口)を意識した空気の入れ替えをする
- 扇風機、サーキュレーターで空気の入れ替え促進、奥まった部分への新鮮な外気の送風を行う
- 準備や片付けの時間は大きく窓を開けるなど、十分な換気を実施する
消毒について
- 施設や会場の出入口などにアルコール消毒液を設置し、参加者に手指消毒を行うように掲示するなど手洗い・手指消毒の呼びかけを行う。
- 共用する器具などの多くの参加者が触れる部分は定期的に拭き取り清掃・消毒を行う。
- 消毒薬は用途に応じた適切なものを選択し、使用方法を確認する。
人と人との間隔(フィジカル・ディスタンス)の確保について
- 行列が想定される場所では密集して並ばないよう、床にテープを貼るなど目安を示し距離をとっていただくよう掲示・声かけを行う。
- 受付や会計など参加者と対面となる場所では、透明ビニールカーテンなどで仕切りを設置するなど、参加者と直接対面になることを避ける
- 参加者が密集しないよう掲示や放送などの呼びかけのほか、可能であれば時間差の入場を実施するなど密集を回避するための対策を講じる
参加者への案内方法
以下の注意喚起をHPに掲載の上、申込時に「以下を遵守する」にレ点なき場合は申込を不可とする
<1週間以内に以下に該当する事項のある場合は来場をお控えください。>
- 平熱を超える発熱
- 咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、味覚・嗅覚障害、目の痛みや結膜の充血頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気、嘔吐の症状、
- 感染症陽性者との濃厚接触
- 感染の疑いがある同居親族・知人がいる
- 過去14日以内に、入稿制限、入国後の要観察期間地域への渡航、または当該在住者との濃厚接触がある
申込み後のリマインドメール配信による注意喚起
- 申込み直後のリマインドメール
- 開催3日前 PM3時
- 開催日当日 AM7時
その他の案内
- 参加者が騒いだり、大声を出したりしないよう呼びかけを行う
- 可能な限り参加者の氏名、緊急連絡先を把握する
- 想定した集客数を超える入場にならないよう、入場制限の実施について対応する
- 参加者に飛沫抑制の観点からマスク着用の協力を呼びかける(必須とはしない)
イベント従事者について
- 従事者の体調を確認し、参加者同様の項目について遵守することとする。
- 従事者の氏名・緊急連絡先を把握する。
- 従事者は、イベントなどの開催中においては、屋内・屋外にかかわらずマスク着用を徹底する。
その他
- 参加者がこまめに手洗い・消毒ができるよう配慮する
- トイレや洗面所の備え付けタオルやハンドドライヤーの使用は控え、手拭き用のハンカチ・タオル持参の呼びかけを行う
- 参加者・従事者が休憩や喫煙を行う場合も、距離を取り対面とならないようにするなど、休憩場所や喫煙場所の利用方法を検討する