お申込前の確認事項（以下についてご承諾いただいたける方のみお申込みいただけます。

ママのがん検診応援プロジェクト乳がん検診は、年齢を問わずに乳房超音波スクリーニング検査と２つの啓発プログラムを実施しています。しかしながら、国が費用を補助する対策型検診ではがんの死亡率が減少する効果が認められている乳がん検診として40歳から2年に1回マンモグラフィー検査を受けることを推奨しています。

私たちは国の指針に相違することを行うにあたり、国が考えている40歳未満の乳がん検診受診の不利益とされている事項について講じている対策について下記に記します。ママのがん検診のご参加をご検討される方は内容をご確認の上、検診のメリット・デメリットをご理解の上、最下部の参加申し込みよりお申込にお進みください。

判定について

がん検診技術は、目ざましく進歩していますが「異常なし」という判定は「あなたの身体にがんはありません」と言う事ではありません。検診精度を高めようと努力・工夫を重ねていますが、がんの場所や種類によってはみつけずらいことがあります。また、残念ながら見落とすこともあるのが現状だということご理解の上ご参加ください。

偽陽性について

乳がんがないにも関わらず、検査で「要精密検査が必要」と判定されることを偽陽性と言います。
結果的に不必要な検査を受けることで、検査費用の負担が増え、時間がかかり、検査による身体への負担やその結果がわかるまでの間、不安などの心理的不安を受けてしまう可能性があることをご理解の上ご参加ください。

偽陰性について

乳がんがあるにもかかわらず検査で「異常なし」と判定されることを偽陰性といいます。
残念ながら、どんなに優れた検査でも１００％乳がんを発見できるわけではありません。所見を見逃すことがないように様々な精度管理を行っておりますが、がんが潜んでいる場所により発見できないことも起こり得ることをご理解の上ご参加ください。

高濃度乳房について

若い世代は乳腺濃度が濃いため、乳がんが発見しにくい状況にあります。

超音波検査の有効性について

しかしながら乳腺濃度に影響を受けずに検査ができる超音波検査は、現状では技術者によってレベルに差が起きてしまうため、全国レベルでみた場合、死亡率が下げられるという結論には至っていない現状のため、国の指針では死亡率が下げられるというエビデンスがでているマンモグラフィー検査を推奨しています。

40歳未満の乳がん罹患率について

9人に1人が乳がんに罹患するといわれていますが、40歳未満の罹患率は全体でみると4.5％程度です。国の対策型検診ではこの罹患率と検診のメリットやデメリットを考え40歳以上の乳がん検診を推奨している現状です。

全体の罹患率をみると40歳未満で乳がんに罹患する率は高くはないですが、罹患しないわけではありません。そして若年層で罹患すると発見が遅れがち、かつ、若い人の方が進行が早い傾向があると言われています。40歳未満は罹患者の割合は少ないかもしれない、けれどその1人の女性も、子どもにとってはかけがいのないママであり、誰かの大切な人であり、かけがえのない命だと考え当プロジェクトを実施しています。
ただし先に述べた通りがん検診にはデメリットもあります。ご参加いただく皆様は検診のメリットやデメリットをよく理解した上で乳がん検診を受診していただきますようお願い申し上げます。

上記内容を理解いただいた方のみ、以下よりお申込にお進みください。