パートナードクターとは
忙しい日々の診療業務の傍ら、子育てに手いっぱいで自分のことを後回しにしてしまいがちな子育て期のママの健康を守る活動に寄り添い・応援してくださっているドクター。ママのがん検診応援プロジェクトを応援して下さっています。
どい たかこ(乳腺専門医)
- 横浜市立大学医学部卒業
- 横浜市立大学医学部付属病院で研修後、済生会横浜市南部病院、独立行政法人国立病院機構横浜医療センターなどに勤務
- 2009年よりかまくら乳がんセンターを立ち上げる。
- 医師として一貫して乳腺外科分野で経験を積み、女性の立場から女性のための乳がん治療及び乳腺分野での治療に従事。
- 湘南記念病院乳がんセンター長として、医師、看護師だけでなく、薬剤師、体験者コーデイネーターやリンパ浮腫ケアースタッフを組み込んだ乳がん治療チームの組織、また形成外科と連携した乳房再建などの総合的な乳腺治療を目指す。
- そうした診療活動の一方で乳がん啓発のため、さまざまなメディアの出演や講演活動、執筆も数多くこなす。
- 横浜市立大学医学部臨床教授、日本外科学会専門医、日本外科学会指導医、日本消化器外科学会認定医、日本消化器病学会専門医、乳腺専門医、マンモグラフィ読影認定医、ICD
さおとめ ともこ(産婦人科専門医)
- 当直のある常勤産婦人科医として35年間勤務
- 国立国際医療研究センターにて研修医、臨床薬理学教室、レジデント終了
- 1991年から2000年まで、東京都職員共済組合青山病院産婦人科主事
- 2000年から2003年までNTT東日本関東病院産婦人科勤務
- 2003年から2006年まで回生会ふれあい横浜ホスピタル産科医長
- 2006年から2016年まで神奈川県立汐見台病院産科副科長
- 倖生会身原病院産婦人科常勤医
- 2018年から 公財)ルイ・パストゥール医学研究センター研究員
- 2020年から神奈川県立足柄上病院産婦人科非常勤医師(
- 2021年から医療法人重陽 さんくりにっくにてオンライン診療を開始
- 1997年から2006年までベトナムとの二国間母子保健プロジェクト JICA・ジョイセフ短期専門家
- 日本性科学会副理事長、性の健康世界学会理事、一社)姓と健康を考える女性専門家の会代表理事、日本性教育協会運営委員、日本生命論理学会評議員
ママのがん検診の活動を応援してくださるドクター・連携クリニックを募集しています
ママのがん検診応援プロジェクトの立案者の親友は30代でがんに罹患。幼い子ども3人を残してあっという間にこの世を旅立ってしまいました。今思えば、当時「あれ?」と思うような身体からのサインはたくさん出ていたのに、日々の子育てや家事に追われ「なんだろうね」と言いながら身体からのサインを見過ごし続けてしまいました。若かったから体力もあるし寝込むほどではなかったから。でも結果的にその数か月が命とりになってしまい、病院に行ったときには手遅れになっていました。ある日突然母親から引き離されてしまった子どもの姿、病院から毎晩子どもを心配して電話してくる親友。葬儀の日も子ども達は多くの人が声をかけてくれることに喜び、母の死をまだ理解できていない様子でした。「あの時すぐに病院に行っていたら」「病気の知識を持っていたら」彼女は子供たちの成長を見守ることができていたのにと20年以上たった今でも後悔が消えません。
コロナウィルスの影響で、ママたちが検診だけに留まらず病院にすら行かなくなったという現状を聞き、あの時の親友と子どもたちの姿が蘇りました。あのような想いをする親子をなくしたい。それには、ママたちに最低限の病気の知識を伝えなければと、今回の活動をスタートしました。身体からのサインを見逃すことがない様に、興味のない方にも参加してもらえるように工夫を凝らしながら活動をしています。ぜひ、私たちの活動にご賛同いただけましたら幸いです。